将后 崋分で学ぶ子」の育て方

 

 もちろん絵本でなくてもかまいません。

大きな子であれば一緒に宿題をしたり 一緒

にジグゾーパズルをしたりしても良いでしょ

う。親と一緒に何かするという事は 親が思

っている以上に子供にとってうれしくて楽し

い事なのです。

 

 私の知人で ある会社の社長をしているマ

マがいました。出張も多く お嬢さんが一人

で留守番ができるようになるまでは 会社の

女性社員の家に預かってもらっていました。

自分の実家も旦那様の実家も遠方で 親戚に

頼るという事ができなかったからです。

 

 女の子が中学1年くらいなった時 いつも

預かっている会社の女性スタッフが「○○さ

ん お母さんが出張でいつも預けられていて

寂しいんじゃない?」と聞いたそうです。

すると女の子は「全然寂しくはないよ。だっ

て お母さんは私の事が大好きだから」と答

えたと言うのです。私はその話を聞いて「何

でそう思っているのだろう?」と思ったので

すが それには理由がありました。

 

 

 お母さんはいつも決まって夜8時頃 預け

た先に電話をかけてきたのだそうです。そし

て「今日はどんな事があったの?」と話しを

聞いてくれたといいます。物心ついた時から

いつも お母さんは自分に電話をしてくれた

と。そしてそれは変わらずに続いている。

自分は母親に大事にされ 愛されているだろ

う。と感じた言うのです。

 

 この電話での会話は 物理的に離れていて

も 二人で一緒に向き合う大切な時間だった

のです。愛というのは 量ではなく質なのだ

という事をこの話を聞いて感じた物です。

たとえいつも一緒にいられなくても 子供の

愛情のコップが空になる前に「自分はいつも

愛されている」と感じさせる事が大切なので

す。

 

 時間がなかなかとれないママたちは まず

は5分でも良いので お子さんと向き合って

過ごす時間をつくってみて下さい。たったそ

れだけで 母と子の良い関係に変わっていく

のです。

 

 

   「自分で学ぶ子」の育て方

      七田 厚 著

      幻冬舎 出版

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